日本から8時間
ついにモスクワに到着した
飛行機を降りると、顔文字でしか見たことない
文字がいっぱい並んでいた
ちなみにロシア語とアルファベットは
似ているらしく
(゚Д゚)でおなじみのДは
アルファベットのDに当たるらしい
言われてみれば似ている気もする
7割型の乗客が日本人だから
外国に来た実感はなかなか沸かなかったが
Дや、右側通行の道路を見て、
やっと外国に来た実感が沸いてきた
さて、モスクワ観光に出発…
と行きたいところだが、
ロシアのビザを持っていない僕は
空港の外に出れないらしい
知らなかった…
しかも滞在時間は20時間
空港を3周してみたが、シャワーも仮眠室もない
仕方なく、
空港を観光する
明日の宿の手配などをしているうちに
パソコンの充電が切れ
仕方なく充電しながら
喜多川泰さんの
「ライフトラベラー」
を改めて読んでいた
また後日詳しく話すが
この本はもうホントにすごい
僕はこの本がきっかけで、
80万円ぶんも得することになったのだ
この本は「出逢いの大切さ」や
「旅の楽しみ方」を小説チックに
夏輝が知哉と会話しながら
進めていくストーリーだ
僕も会話をするかのように
感情移入して本に浸っていた
夏輝「君は旅先で与えることなんていっさい考えていない。
自分が何をもらうかばかりを考えていたんじゃないかい?」
ひらしん「確かにその通りです…」
〜略〜
夏希「旅を楽しむには、おこること全てを楽しむと決めること」
ひらしん「そうですよねー。良いこと言うなー。がんばります!!」
アジア系のおっちゃん「Do you have a iphone5 charger?」
!!??
本の世界に浸っていた僕に
突然現れたアジア系のおっちゃん
ひらしん「Sorry, I have only iphone4 charger.」
おっちゃん「OK I see」
残り1%しかないiphoneを片手に
残念そうに立ち去るおっちゃん
うおーーーーーーー。
せっかくいい感じの出逢いになりそうな
チャンスやったのにーーーー。
なんで未だに4sなんだーーーーーー。
あんだけ夏輝がアドバイスしてくれたのにーーーー。
出逢いを無駄にしてしまったことを後悔してると、
5分後
再びおっちゃんが現れた
なんと左手には、、
iphone5の充電コードが!!!!
なぜ!?
再び僕のところへ
1つしかないコンセントには
僕のMacの充電器がささっている
〜面倒くさいので、以下日本語〜
ひらしん「コンセント1つしかないですね」
おっちゃん「そうだねー。」
と、おもむろに僕の充電中のMacに手を伸ばす
おっちゃん「USBはどこに繋ぐの?」
ひらしん「えっ。USBで…」
ガチャッ!
僕の返事を待つこともなく
僕のMacに充電コードを差し込む
残り1%の焦りから解放されて
ご満悦のおっちゃん
おっちゃん「君はどこから来たの?」
有無を言わさず、世間話モードへ移行
(こんな展開はけっこー好きww)
ひらしん「日本です。おっちゃんは?」
おっちゃん「アゼルバイジャン」
ひらしん「アゼウ…??」
おっちゃんは僕の膝にあるMacに
身を乗り出して素早くタイピングしてくれた
アゼルバイジャンはどうも
ロシアとイランに挟まれた国らしい
10分くらい話していると、
ロシア人っぽい青年 「ヘイ!そろそろ俺は出発するぜ!」
おっちゃん 「おー。これありがとうねー。」
と充電器を青年に渡す
謎のipone5の充電器は彼のだったのか!
ひらしん 「友だちといっしょだったんですね」
おっちゃん 「彼は知らない人だよ」
…おっちゃん、それ借りてきたの??笑
この人、生きる力強すぎでしょ!!!!
あまりにもフレンドリーなおっちゃんに
ひらしん「アゼルバイジャンの人はみんなフレンドリーなの?」
おっちゃん「俺の出身はパキスタンなんだ
パキスタンのムスリムはみんなフレンドリーなんだ」
えっ!!
パキスタンの人ってそんなかんじなの!?
ひらしん「パキスタンって戦争が多いって聞いたんですが…?」
おっちゃん「パキスタンは平和だよ」
そのあたりで、おっちゃんのフライトの時間になった
最後におっちゃんが自撮りでツーショットをとってくれた
Facebookも交換して
おっちゃん「俺にとって、君は初めての日本の友だちだ。
アゼルバイジャンに来ることがあれば連絡してくれ」
と言い残して、飛行機に乗って行った
なんとも不思議なおっちゃん
中東のイメージが少し変わった
危険なところじゃないの?
地域にも寄るのかな?
っていうか、〇〇の国の人って
こんなのっていうイメージは
海外から見たら
日本って北海道から沖縄まで
京都みたいな場所 とか
全員シャイな人ばっかり っていう
イメージを持たれることといっしょか!!
どの国にも
いろんな地域があるし、
いろんな人がいるし、
初めから偏見を持つのは良くないな
って思った
でもそれと同時に
世界史とか、宗教の知識がないと
表面上の会話しかできないし、
一歩踏み込んだ会話ができないことを実感した
それからあと、英語
もっといろいろ聞きたいのにー!!!!!
旅の初日にいろいろ教えてくれた
アゼルバイジャンのおっちゃん。
いや、この言い方が良くないのか
アゼルバイジャンから来たIqbalさん
出逢ってくれてありがとうございました!
時期や予算、治安など条件が揃えば
旅の後半でアゼルバイジャンに寄ってみようかな♪
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